フレイル(フレイルティー)とは?みなさんご存知ですか?
皆さん、こんにちは!機能訓練指導員の前田です。
いきなりですが「超後期高齢者社会、コロナ渦でのフレイルは大きな社会問題!」
と言われみなさんはピンときますか?
是非、知っていおいてほしいことの一つなので説明していきたいと思います(^^)
「フレイル」ってなに?
簡単に説明すると「加齢に伴って身体面・精神面が衰えた状態」のことを意味します。
健康な状態と生活に支障が大きく出てきてしまう丁度中間の位置にあたります。
フレイル状態が続いたり、運動等をせず対策をしていかないと
健康寿命に影響が出てしまったり、日常に大きな支障が出てきてしまいます。
現代社会ではコロナの関係などで家に引きこもりがちになり、
そういった方が急増しているとのことです。
どのようなことが要因になるのか3つの紹介します。
①身体的要因によるもの
運動不足、筋力体力の低下による日常生活に影響がでている。
以前より活動量が減っている
口腔機能が落ち、食事が進まない など
②精神的、心理的要因によるもの
ウツや認知症の進行
憂鬱感やマイナス思考
③社会的要因によるもの
人との関わりが少なくなる
家に閉じこもる
コミュニケーションを取る機会がなくなる
以上が要因です。
フレイルチェックをしてみましょう!!
フレイルチェックには様々な様式があり、20項目ほどあるものもあります。
一番簡易的なものをご紹介します。
<フレイルチェック>
①体重を減らそうとしていないのに年間で4~5キロ減少した
②何をするのも面倒だと感じる日が週3回以上ある
③歩く速さが遅くなった気がする
④握力が弱くなったと感じる
⑤体を動かす機会が減り、活動量が減ったと感じる
これら3項目以上当てはまるとフレイル状態に該当すると言われています。
予防や対策は意識的にできます!!
以上のように、当てはまる方、少し今後気をつけたほうがいいかな…と思う方が
多かったかな?と思われます。
この段階では予防・対策は行なえます!
・持病のコントロールをしっかりしましょう!
どの科に関係なく状態を悪化させないことが大切です。
慢性疾患(高血圧、糖尿病、整形外科的疾患など)は特に定期受診や状態の把握が大切です。
・適度な運動を習慣化する
筋力、体力面だけではなく運動を継続的に行うことは精神の安定にも繋がります。
程よく体の疲れを感じることでのリラックス効果や、
ストレスに対しての耐性をつくることもできます。
・人との接する機会をつくる
感染予防をしながら対人関係を継続することも大切です。
人がいる環境に出ることで脳や体に刺激を与えること、
会話は多くなくても社会活動の場に足を運ぶことが気持ちの落ち込みや
認知症予防にも予防効果があるとされてます。
如何でしたか?
今は大丈夫と思っていても今後も心身ともに良い状態で日常を送っていただきたいです!
「心身共に健康寿命を伸ばすこと」を意識していきましょう!
以上、前田でした
前田
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